やらなければならないことなんて一つもない。

常に何かに追われて
心身が消耗している人が
大勢、病院にやってきます。

「やらなければならないことなんて一つもないのだ」ということについて
今日は書きたいと思います。

 

なぜ、自分が全てやろうとするのか?

 

自分自身が疲れているかどうか?もわからないくらい
消耗していると

人は「これはせねばならないこと」ばかりで
埋め尽くされてしまうようです。

何故ならば
人は消耗すればするほど思考停止に陥り
物事の優先順位を自分でつけることができなくなるので
あれもこれも自分が背負わなければならない。

「私がやらなきゃ、誰がやってくれるの!」と
怒ってしまうからです。

怒りからくる行動で
うまくいくことはありません。

が、消耗しきっていると
優先順位がつけられないので

結局、自分が全部やらなければならない、と
決めつけてしまうのです。

何故、自分が全部やるか?というと
やりたいから、ではなく
そこには自分を縛り付け
命令し、責め、傷つけている
自分自身の監視の目があるからです。

 

本当に「それ」は絶対にしなければならないことですか? 

 

もし、今、日々の生活に追われまくり

呼吸が浅くなり
いつも頭が痛くて肩もガチガチ、
ご飯はやけ食いで胸焼けがして
便通もスムーズでなく
手足は冷たくなっているのなら

「それ」は絶対にしなければならないことか?を
立ち止まって考えてみてください。

 

一回やめてみる。

この方法は何をするときにもとても有効です。

怖いですね。
「それ」をしなかったらどうなるのか?
怖いですね。

でも、本当に怖いことが起こるかどうか?
一回やめてみて確認してみてください。

どうですか?
本当に怖いことになるでしょうか?

 

「何もしない」も良い

 

私はかつて一番辛かったとき
半年間「何もしない」をしていました。

 

「何もしない」をやってみると
自分の心身の調子がちょっとおかしいな、っていうときに

さっと、休むことができるようになります。

怖さなんてありません。
だって、何もしなくても、私は生きて来れましたから。

何かしてないと生きてけないのでは?
何か価値を生み出さないと生きてる資格がないのでは?

これは多くの人が信じている幻想です。

幻想だ、ということを知るためには
何もしなくても、大丈夫だった

体験を、短期間でもいいから
体験してみることしかありません。

勇気を出して、一回
やってみてください。

1日でもいいです。

 

自分がしなければ誰かがやる

 

「自分がしないと誰がやるの!」と怒りながら
生きている人も多いです。

けれども
自分がやらなければ
必要ならば誰かがやるのです。

やってくれているのをみたときに
心からありがたいな、と思えます。

意外と私って支えてもらえてるんだな、と
思えます。

でも、それは
一回自分がやらないでみて
誰かに委ねることをしない限りは
体験することができません。

誰かに打ち勝つ必要もなければ
誰かより多くやって評価される必要もない。

この世に絶対しなければならないこと、なんて
一つもありません。

あなたの心身を壊してまで。

 

元気なときに
好きなだけ、やりたいようにやればいいし
いつでもそれはやれることです。



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内科医の私がなぜ、情報発信をしようと思ったのか?
また、私自身が生きづらさからどのように
今、気楽に適当にニコニコと生きるようになったのか?

その過程を書いた記事をこちらで公開しています。

女医とも子物語

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