空っぽな質問〜丸付けは自分がする〜

情報発信をしていると
質問をいただくことがあります。

書いてあることを読んで、真似して
うまくいきません、どうしてですか?

私にどうして答えを聞こうとするのか、
私は戸惑います。

 

人を盲信する怖さ

 

何かにすがりたくなる気持ちもわかるのですが
人が書いていること、やっていることを
盲信するのは、とても怖いことだ、と思います。

いくら有名な人が言ったことでも
本をたくさん出しててミリオンセラーの人の書いたことであっても
ノーベル賞を取った方からの情報であっても

どんな情報であっても自分を通して
噛み砕かないと意味がない、と思います。

 

あの人が言ってるんだからそうなんだろう

みんながそうしてるからそうしとけば大丈夫なんじゃない

キラキラしてる人が、信じてやらないと意味ないっていうから信じる

 

表面だけを見て、真似をしてるつもりになってるだけだと
日常は一ミリも変化しません。

どうしてでしょうか?

それは、自分の日々、に得た情報を落とし込み
体験し、経験を積み重ね
試行錯誤をし、自分なりのアレンジを加えずに

まんま、真似して、即日、同じ結果を得ようとするから、です。

 

人と同じ結果が欲しいですか?

自分らしく生きたいのではなかったでしょうか?

 

自分より先を歩いているように見える人

 

自分より先を歩いている人のことは
誰だって、眩しく思えたり、羨ましく思えたり
私もそうなりたい、と思うのは自然な気持ちだ、と思います。

でも、その先を歩いている人が
数年前に、何をしていたか?どういうことを考えていたか?
どんなことに苦しんでいたか?
そして、どういう行動を淡々としていたか?

そこをちゃんと、見てますか?

今、先をいっている人が今、やっていること、言っていることは
確かに、光や、目指す何か、にはなると思います。

が、だからと言って、自分が真似して
速攻、同じ風になれる、と思ったら
それは違うと思います。

先を行っているように見える人が
数年前、辛い時、苦しい時、悩んでいる時、にしてたことこそ
自分が辛い時、苦しい時、悩んでいる時、
ヒントになることです。

キラキラをいくら真似しても
自分のモヤモヤは消えません。

 

私の失敗談

 

私は、本が好きです。
結婚して子育てが始まり
家のこともなかなかうまくできなくて
誰に聞いても「そんなもんだよ」程度。
「もっと大変な人、たくさんいるよ」とか。

私は、誰かに教えてもらいたくて
正しそうな答えを出してそうな人の本を
読み漁りました。

中でも、細木数子さんと、美輪明宏さんの本は
読破しました。
読破して、それを鵜呑みにして
その通りに、自分の考えを変えて
行動も、変えた考えに沿って、行動しました。

細木さん、美輪さんのいうことを真似してこそ
良妻賢母!良い母、良い妻!
それが完璧にできれば、私は脱することができる。
そう、信じて、盲信して、すがって
日々、本を繰り返し読み、少し精神がおかしくなっていたと思います。

結果どうなったか?というと
無理に無理を重ねて、いろんなことが崩壊しました。w

だいたい、どんな人が言ったことも
自分の経験、これまでの人生、好きなこと、嫌いこと、
大事なこと、不要なこと、人間関係の癖、生育環境、
全てにおいて、同じ人は一人もいなくて
全く違う人が、体験した中で、その人が思う大事なこと、を
言っているだけ、なのです。

全てが、自分にも当てはまる!

これで私も救われた!

これでやっと安心して、指示に従いさえすれば自分も変われる!

そんなわけ、ないのです。

盲信すると、人は自分の心が見えなくなります。
そもそも、盲信する、というのは

他に見たくないこと、部分があるから
一つのこと、一つのもの、を盲信して
あえて視野狭窄にしているわけですから。

盲信して良いもの、なんて世の中に一つもないな、
すがりたくなったり、これは素晴らしい!と思ったことこそ
今は、疑い、問いを立て、本当かどうか?
自分で試してみないことには、「いいね」と思わなくなりました。

残念ながら、自分の人生に対するエビデンスとか?
そんなもん、一つもないのは、
生きた後ろにしか結果がないことを考えれば
明らかです。

前もって、予測して、期待通りに進むことは
たまたま、ラッキーなこと、です。

不確定要素がたくさんある中で
信じてもいいことは
自分で考えて試行錯誤し、行動し、
その繰り返しから自分で積み重ねた経験や体験だけだと思います。
あとは、「素直な」自分の心の中。

信じてる自分のことだって、日々、万華鏡のように
変化するのが自然です。

よって、答えだって、変わりますね。

試行錯誤し、結果が出るのだって、数年単位でしょう?
そう、思いませんか?

どうして、人間の生活のことなのに
パソコンを叩けば文字が出るようなスピードで
変化や、成果や、結果が出る、と期待するのでしょうか?

人間の生活は一人じゃないし
人いるし、仕事もあるし、たくさんの要素があります。

その中で、変化をしていくって一生単位です。

そこを忘れると
視野が狭くなり、

空っぽの質問を、誰かにしたくもなるのでしょう。

「私がこうしているのは当たってますか?」
「どうしたら、もっとよくなれますか?」

そんなこと、誰も知りません。

だけど、本屋さんにいくと、立ち読みで占いだけを
立ち読みしている女性を、よく見かけます。

占いで、そう言ってたから、今月はポジティブに
占いで、そう言ってたから、今月は要注意、

本当に、そんなことを基準にしてるわけではないでしょうけれど
占い以上に、
「あの人」が言っていたこと以上に

自分の行動の基準になっていることって
ありますか?

 

自分が出した答えにまず丸をつける

 

空っぽな質問が来るのですが
私に聞いて、どうしようと思っているのかな?と
私は、思います。

私に聞けば、なんでも知ってる、と思っているとしたら
恐ろしいことです。

私は、あなたのことは何も知りません。

が、私と同じような経験をしたり
同じようなことに悩んだり
昨日きた患者さんと同じようなことに悩んでいる方も
背後に大勢いる気配がするので

自分の日々からの考察を
書いているまで、です。

私が、正しいとか、答えを知っててわかってるとか、
特別な能力など、ないのですから。

信じてください、とか
全く口が裂けても言えないことです。
むしろ、書いてあったことに自分で問いを立て
自分で答えを出し直すくらいの気持ちで
人が書いたことも読むと、理解も深まります。

 

空っぽの質問をしたくなる方は
一体、何をどうしてそんなに急いでいるのでしょうか?

急いで、次は、どこに向かいたいですか?
元気になったら
お金があったら
友達に好かれたら
パートナができたら
どんな人生にしたいのですか?

それに答えるのは、自分自身です。

空っぽな質問をするのは

答えを出すために
自分を孤独に追い詰めることや、
「たいしたことないかもしれない自分の答え」を出すことを
恐れているように思います。

出した答えがたいしたことなかったら
がっかりしそう、
そうやって、自分が一生懸命答えを出そうと考えることを
禁じてはいませんか?

 

学校のテストのように
答えが一問につき一つだけ、丸、だったら
楽ですね。

でも、生きていく中で、出すべき答えは
不特定多数です。

しかも、誰も自分の出した答えについて、点数をつけたり
「それでいいよ」と誰かが認めてくれたり、しませんから。

自分自身で、見直し、答えがちょっと違ったり
去年は当たってたけど今年は違和感あるな、と思えば
また、問いを自分で立てて、自分なりの答えを出して

日々、淡々と、感じて、考えて
何もないところから、一つ一つ、答えを出していく
それだけです。

それができなくなっているのは
子供の頃から、周りと同じ普通、を目指すように
教育をされ、

今日まで、
自分の意見を考えて言って嫌われたら困る、
人と違う意見だと恥ずかしい、除け者にされそうと
自分の答えを一個ずつ出すことから逃げてきた副作用でしょう。

このあたりのことについて
「雑木林と植林林」に人間群を例えて
新刊にも詳しく書きました。  

安易に、人に答えを求めると
いつまで立っても、そのモヤモヤ、ぐるぐるから
出ることはできません。

答え合わせをしてほしい、と頼まれたって
私は人が懸命に出した貴重な答えに
丸付けなんてするつもりは
微塵もありません。

出した答えは全て、まずは丸を自分でつけて
実験する、体験する、経験することなしに
現状が変わるということはないでしょう。

どんなに良い本、良い文献、素晴らしい情報、お話会、etc.
何を外部から得たとしても
自分の日常でそれを試し、照らし合わせ
自分が利用できる、活用できるものにしなければ
お腹いっぱい、胸いっぱい、頭いっぱい、あっぷあっぷ、
なんか私には合わないみたい、あの人はなんか違う、ダメだ、
じゃあ、次の情報、次の人を探し求め、
ネットを、情報をあてもなく、さまよい続けるしか、なくなるでしょう。

 



*************************
内科医の私がなぜ、情報発信をしようと思ったのか?
また、私自身が生きづらさからどのように
今、気楽に適当にニコニコと生きるようになったのか?

その過程を書いた記事をこちらで公開しています。

女医とも子物語

**************************
2000人が登録しているメルマガ

【メルマガ 女医とも子の40000人を指導してきてわかった本当の健康の話を読む】

無料メルマガ「女医とも子の40000人を指導してきてわかった本当の健康の話」では
健康や、心のこと、日々の暮らしがどうしたら楽になるのか?
あるいは、人間関係について、子育てについて、
深く掘っていきます。
まずは自分を観察し「生き方の癖」を発見したり
「抑圧してきたものたち」に気がついたり、
「自分の内側から良くなる力が湧いてくる」ようなものになっています。
心と身体は別々ではありません。
自分の心を見ることなしに
他人や世間の目ばかり気にして見ていたのでは、
抑圧された心のひずみは身体に表れたり、
「まったく自分の思い通りにはならない日々」が続きます。
まずは自分を振り返る。
これまで見て見ぬ振りをしてきた自分を慈しむためのメルマガです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です