イライラやめるだけで時間は増える

イライラをやめるだけで時間は増えます。
逆に、イライラしていたらいつも、時間は足らなくなります。

イライラ=ストレスは
とても恐ろしいな、と今日も外来で思いましたので
長生きを目指すよりも、まずは今、イライラをやめる方が先ですよ、
というお話をします。

 

イライラして疲れていることに気がつかない

 

6月という季節がらなのでしょうか。
フラフラする、めまいがする、足元がしっかりしない
眠れない、食べ物がまずい、頭が痛い、お腹が痛いといった
主訴の方が、続々といらっしゃいます。

気圧がコロコロと変わると、
自律神経の働きにも影響があるのでしょう。

そして、4月から頑張り、ゴールデンウイークも終わり
そろそろ、疲れも溜まってくる頃なのでしょう。

「お疲れですね?」と聞くと
「いいえ、疲れていません」とおっしゃいます。

けど、診察をして、筋肉をさわれば
全身がガチガチにこわばり、肝臓付近の腹も
ガチガチに緊張しています。

ストレスによって、全身がこわばっているのが
よく、わかります。

「イタタタタタタ」

「全身がこわばってしまっていますし、
このような状態になるのは、疲れているから、なのですよ」と
私が伝えないと、
「自分は疲れている」「自分はストレスが溜まっている」
「自分は我慢のしすぎで、イライラしている」と
自覚がないのです。

めまいや、頭痛、食思不振、不眠などの体の症状が出ているのは
イライラや、ストレスがもう、
過剰になりすぎていますよ、生活を変えないと無理ですよ」という
体からのサインだと私は、考えています。

実際に、一日中ストレスホルモンがで続けて
交感神経ばかりが働き続けたら、
それは体の調子が狂うのも、当然なのです。

 

イライラしていると日常のパフォーマンスが下がる

 

イライラしていると頭が正常に働きません。
感情的になっているので
思考停止状態です。

流れ作業的に、「やらなきゃならないこと」を
「やらされてる感満載」でやっているだけ
惰性です。

そして、
「今日は昨日と違う方法でやってみよう」
「今日はいつもと違うものを食べてみよう」などといった
改善したり、変化させたり、創意工夫するという
気持ちの余裕も生まれません。

結果、時間がいくらあっても
「やらなきゃならないこと」を
「やらされてる感満載」でやるだけで
一日は終わってしまいます。

慢性的にイライラしていると
ストレスホルモンが一日中出っ放しになるので
それによって、体も疲れるし、心も疲れるのです。

「やらなきゃならないこと」を
「やらされてる感満載」でやるだけで
一日は終わってしまった、ということに関して
「まあ、そんなもんだろ、疲れた、やってらんねー」
遅くまでお菓子を食べたりお酒を飲んでダラダラとテレビを見て、
なんとなくリラックスしたつもりで寝ようとしても眠れない。

そんな感じになるのだと思います。
悪循環になっていても
「だから、どうしよう」までに考えが及ぶことがないのです。

同じ一日でもイライラしている人と
イライラせずにいる人では
全く時間の使い方や、時間でできることの質が
異なってしまうのです。

 

長生きを目指す前に今、イライラをやめる

 

イライラしてないだけで、日常はとても楽です。

イライラしてないだけで
イライラしている人に巻き込まれないので
自分のやることをちゃんとやることができます。

イライラしてないだけで
自分のペースを崩さずに
自分の時間を使うことができます。

イライラしないだけで
想像力が働くので
結果、仕事でも良い仕事ができたり
対人関係でも相手の気持ちを想像しやすくなります。

イライラしないだけで
「疲れたからちょっと休憩」と
自分の疲れを自覚でき、その場で休んだり
リラックスしたりして
自分のことをリセットすることができます。

イライラしないだけで
他人に対して批判的にならないし、
敵だとも思わないので
周りの人は協力的になり
結果、タスクが早く終わり、時間の余裕ができます。

イライラしないだけで
ストレスホルモンが出過ぎないため
体と心がイライラで疲れて、フラフラ、無気力
ということがなくなります。

イライラしないだけで
「ああ、今日も良い一日だった」と
自分が納得することができます。

イライラしないと、それだけで
日常の質が異なります。

イライライしていると、それだけで
いくら時間があってもイライラで埋め尽くされた
「やらされてる感」満載な時間が過ぎるだけで
「自分の時間がない!!」「自由がない!」と、
さらにストレスが溜まることになります。

 

恐ろしいのは
イライラ日常が通常になり
疲れたり、体の調子がどうもすぐれない、ということすら
「まあ、しょうがない」の一言で
済ませてしまうことです。

20代で
頭がいつも痛い、生理が不順、便秘している
肌がいつもかゆい、足がフラフラする、めまいがする、
気持ち悪い、寝てもすぐ目が覚める

このような多彩な症状で病院にいらっしゃいます。
誤解を恐れずに言えば
「高齢者」のような覇気のなさです。
高齢者でお元気な方には負けてしまうでしょう。

そして、「疲れが随分溜まってませんか?」と聞くと
「ああ、そうかもしれません」と初めて聞かれて気がつくのです。

「でも、そんなに大変な職場ではないんです。」と。
だからと言ってじゃあ仕事以外のことは考えているのですか?と聞くと
「いいえ、ただ、働いて、帰って、食べてテレビを観て、寝るだけ」だと。

若い20代です。

仕事のことだけで他は考える余裕がない。

私は、その若者たちの話を聞いていて
10年後、どうなるのだろう?と思ったのです。

まずは今、イライラするのをやめて
今、今日をどう過ごすのか?
昨日と同じが普通ではない。

イライラ状態で過ごすことを、やめることが
長生きを目指して時間を作ろうとするよりも
先だ、そう、危機感を持って感じたのです。

 

ストレス状態で長生きを目指そうとさらに
健康に気をつけなきゃ、と不安になり
健診を受けてもちょっとした数値で不安になり
いつになってもストレスが抜けない人。

ストレスを自分でコントロールでき
長生きは結果であって、目指すものじゃない、と知っており
今、今日をどう過ごそうか?と頭を使い
それを実行する人。

同じ24時間を、どう自分は使うのか?
これは、本当に、人によって差があり過ぎるな、と
感じたので、今日はそのことを書きました。

長生きを目指すより、ストレスを減らして
今の時間を、目を開けて、心開いて過ごせること。
それだけで、時間はものすごく増えるのに。

しょうがない
の一言で、済ませてしまったら
10年後は、どうなるのでしょう。

 



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