頑張り屋さんかどうか?は頭皮の硬さが教えてくれる

慢性的な頭痛で吐き気まで起こしそう。
そこまでひどい頭痛があっても 
「いえ、私はそんなに頑張り屋さんではないと思います」と 
無理をしていることに気がつかない方は多いものです。 

慢性頭痛の種類はいろいろある

慢性頭痛といってもその種類はいくつかあります。 

•偏頭痛 
•筋緊張性頭痛
•群発頭痛
が、あげられます。

簡単な見分け方をあげておきます。 

偏頭痛では頭部の片側が痛くなり、光や匂いの刺激で 
症状が増悪します。週に1回〜月に1回の頻度で起こります。
偏頭痛は、動くと増悪するので、動けなくなります。

筋緊張性頭痛は頭部の両側、あるいは後頭部が痛くなります。
まるできつい帽子をすっぽり被ったように締め付けられる痛みがあります。 
筋緊張性頭痛は、動くと少し楽になります。

群発頭痛は一ヶ月くらい毎日続く、頭部の片側が痛くなる頭痛です。 
目の奥がえぐられるような激痛があり、目が充血したり鼻水が出たりすることもあります。 
じっとしていられない程の堪え難い痛みが特徴です。 
 
偏頭痛と筋緊張性頭痛は両方とも組み合わせて 
持っているケースもあります。

治療に使う薬も、それぞれの頭痛で異なります。 
が、根本的にはその「頑張り屋さんを辞める」ことなしに
きちんと治ることはないと考えています。

頑張り屋さんの頭部と顔の特徴

頑張り屋さんが、なぜ、そこまで頑張るのか?というと  
「自分は頑張っているのだ」という自覚がないからです。

「自分は全然まだ、できてない」 
「自分はまったく至ってないから、もっとやらねばならない」 
 
そう、思っているので、今よりさらにもっと頑張ろうとしています。 
 
そして、他人から「頑張りすぎだよ」と言われても 
キョトンとした顔をすることが多いのです。 
 
だから、頑張り屋さんなのです。 
 
常に先々のことまで気になって、どうしたら「早く」できるか?を 
考えているので 
いつも頭の中は、先々のことをどうやるのか?のおしゃべりでいっぱいです。 
 
目の前のことをやりながら、脳内は他のことを常に何個も考えています。 
頭の中でシュミレーションが止まらないために 
頭皮がガチガチになっています。

頭皮がガチガチに固まっていると、頭に硬い甲羅を被っているようなものなので 
頭のどこを触っても、痛みを感じます。 

特に、登頂部(つむじの辺り)は自律神経のツボであり 
そこを木の棒などで押すと、「イタタタタタタタ!!!」と叫ぶほど 
激痛があります。

つまり、自律神経が失調しているのです。

自律神経が失調していると、内蔵の調子(特に消化器官)や代謝も悪くなるので 
肌の調子も悪くなります。
なんとなく、顔色がすぐれず、皮膚も肥厚しているように見えます。 

目の前のことが上の空になって、結局急がば回れのことも多く 
いつもいつも、焦っています。 
 
失敗しないように、まるで綱渡りをしているかのような日々を送っているので 
いつも奥歯をくいしばっています。 

結果、顔のエラが発達してきたり、顎関節症になっていたりすることが多いのです。

いつもミスがないように、目を周り中に配って見張っているので 
目の疲労が著しいため、眼瞼の筋肉がこわばり 
結果、目つきが鋭くなっています。(目に力が入っていて睨んでいるような顔

緊張して生活をしていると、無表情になりがちです。 
笑うことを忘れると、口角が下がり、ほうれい線も深くなります。 
無理してたまに見せる笑顔は、ひきつってしまいます。

緊張していると、自分の身を守るようにして肩関節が前に傾き(猫背) 
肺が入っている胸郭という空間が狭くなるので、 
結果、呼吸が浅くなっていきます。

呼吸が浅くなっていくと、体内の酸素濃度は低くなり 
脳に巡る酸素も減るので、余計に頭痛はひどくなります。
そしてもちろん、脳の働きも弱まるので、判断力が鈍くなります。

また、緊張して体も固まっているので、筋肉、特に
首から肩にかけての筋肉がこわばり
慢性的な肩こりになり、それもまた頭痛を増悪させる原因です。

私がみてきた多くの頑張り屋さんの頭部と顔の特徴でした。

頑張り屋さんの日常

 

頑張り屋さんの日常は、綱渡りのように
一日にわたって「こなすこと」で埋まっています。 
 
「効率よくこなすこと」が目標であって 
それをうまく進めるために、
頭の中では常にその先のシュミレーションをしています。

たとえば、電車に乗って「外の景色を改めて眺める」という時間もないかもしれません。 
いつも、いつも「今日のあれはうまくいくだろうか?」
「あ、そういえば、明後日の○○は、どうしよう、予約しないと」 
そのようにして、常に考えています。 

それは、夜眠りにつくときまで続くので 
寝ようとしても、なかなか寝付くことができません。 
せっかく眠れたとしても、夢の中まで「こなすべきこと」が登場して
「ハッ!!」と目が覚めてしまって、その後眠れません。

眠りが浅いので朝起きるのも辛くなってきます。
けど、朝が始まればまた、今日一日も走り続けないとなりません。

そして、頑張り屋さんの特徴として
「まだまだ、私は足らない」と思っているので
「もっとやるべきことがないか?」を無意識に探しています。

他の人の目も気になります。
「あの人はあんなにできてるんだから」
そうやって、今よりもさらに、自分に負荷をかけていきます。

一日が、怒濤のように過ぎていきます。
そして、終わりがあるようでない日々がまた、明日も続きます。

ずうっと終わりがないのです。

そのような追われるような生活の中で、「自分の感情がある」なんて
気がつくヒマはないですね。

ましてや「自分の身体に無理をさせている」という自覚を持つことは
難しいと思います。

身体は動いて当たり前。

そう、思っているからです。
身体が壊れたら、こなしてきたすべてができなくなってしまう。
だから、「身体は壊れるはずがない」という前提で頑張り屋さんは
頑張り続けます。

身体のサインに目をむけてみよう

 

何も、病気になるまで待つことはない、と思います。
身体や心は、様々なサインを出して、「ちょっと無理なんですけどー」と
教えてくれています。

その一つが、頭皮の硬さだったり、頭痛だったり、便秘だったり、
肩こりだったり、腰の痛みだったり、そういうものは
すべて、身体からの「おーい、無理してるぞー」のサインです。

そういうサインを、薬局などで買い求めた薬で安易にねじ伏せ続けて
さらに「こなすことを頑張っている」と、そのうちに身体はさらに
悲鳴をあげるでしょう。

私はいつも仕事中でも身体のこわばりがないかどうか?
気にしながら仕事をしています。

ちょっと首が痛くなってきたな、と思ったら 
その場ですぐに100円ショップで買い求めたツボ押し棒で
さささささっと痛いところをこすってほぐします。

そのようにして、ちょっとしたこわばりに目を配って
その場で手入れをしておくと、その後の作業もはかどりますし
何より元気で気分もよく過ごすことができるのです。

「そんな余裕ない!!」人こそ、やってもらいたい習慣です。

風邪をひく、胃腸炎になる、そういうものも、
自分の免疫が下がっているから、かかるのです。

「あ、風邪引いちゃった」でおしまい、ではなくて
「少し、生活に無理があるかな?」と自分自身を振り返るきっかけにしてみる。

無理してるな、と思ったら少し休む、ペースを落とす
余計なことを手放す。

休みの日に本当は寝ていたいのに
「身体を整えるために」外出して、ワークをして人に会って
さらに疲れるのでは、意味がないのです。

本当はパジャマでダラダラしていたいのに
用もにないのに出掛けてムダなモノを買うはめになり
ぐったりと疲れて帰ってきて、また部屋もムダなもので埋まってしまい
さらに疲れるのでは、意味がないのです。

なんとな〜く身体が重たい、気分が張り切らないのなら
「あ、もしかしたら私、頑張り屋さんになりすぎかも」
まずは、そういう問いを立ててみることです。

そうやって自分のサインに気がつき、それに対して誠実に対応していたら
大きな病気になってから「頑張り過ぎに気がつかなかった」と後悔することは
なくなっていくでしょう。



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他人や世間の目ばかり気にして見ていたのでは、
そのひずみは身体に表れたり、
「まったく自分の思い通りにはならない日々」が続きます。
まずは自分を振り返る。
これまで見て見ぬ振りをしてきた自分を慈しむためのメルマガです。

2 件のコメント

  • 朋子先生こんにちは。
    これ、わたしのことだ〜と、前半は笑いながら読み、後半は涙が出てきました。
    ここのところ、この無意識にがんばってしまっている、場を読みすぎて常に気を張っている、ということを、シンクロのように見せられています。
    1月後半からめまい→軽いぎっくり腰→風邪→軽く見ていたら悪化→鼻水が鼓膜まで行ってしまい鼓膜切開→副鼻腔炎→鼓膜の穴が塞がらない→抗生物質長期服用で膀胱炎→耐性菌だったのでまたもやすんなり治らずで、気がつけば3月半ばでした。
    去年の11月から左の二の腕に痛みがあり、ジワジワと悪化させています。
    頑張ろうとか、他人の気持ちを優先して遠慮している意識なんて全然無かったから、体に出て気がつかされていると、実感しています。
    今だに、思考の癖をどう緩めたらいいのかよくわかりませんが、気がつけたことが大きな進歩と思って、心身を労っていきたいと思ってます。
    タイムリーすぎて、ビックリしました。
    ありがとうございます。

    • そうだったのですね。
      頑張り屋さんには、「泣くこと」をおすすめしています。 
      泣きなさい、ではなくて、「泣くのをためらわない」ということです。
      ホッとすると、不思議とむだな力は、抜けていくものです。
       
      「あーあ、つかれちゃった」って泣いてみるのもいいですね。

      一回泣いてみると、後でどう緩めたらいいかな?というときに
      抜け穴が空いているので、そこから出せばいいや、でおしまいです。

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