ジェムリンガが落下してきた日

あれはまだ実家の外来をしていた日だったと思います。

外来をしていたら、股に違和感を感じたのです。
「あれ?!なんかやばい」
おばあちゃんの患者さんとの会話も上の空。
「おいおい、勘弁してよ」と思う間もなく

私のパンツの中にジェムリンガが落下してきたのです。

ジェエムリンガを使ってみようと思ったワケ

そもそも、なぜ私がジェムリンガを入れようと思ったのか?について
書いていこうと思います。

私は恋愛においても、結婚してからも
「自分が愛して愛されていること」を実感するために
スキンシップというものが欠かせないということを自覚していました。

だから、結婚して3人子どもを生んでから
「どうして私が誘わないと、セックスをしないのか?」について
とても悩んでいました。

男性だったら分かるかもしれませんが
「自分からセックスをしたい」と口に出して誘うことは
とても勇気がいることです。

「断られたらどうしよう」「セックス狂いだと思われたらどうしよう」
そういう風に思うからです。

けれども、私は自分にはスキンシップがないと
怒りや悲しさで一杯になってしまい
いったい自分が何のために
「家計の主軸を支え」「子育てをし」
「料理を毎日2回も3回も飽きないように作り」
そうやってやっているのかが、わかなくなることもわかっていました。

なので、仕方がないので自分から誘ってしていました。
でも、「なんでそうなるんだろう?」が分からなくて
それがあまりに苦しいので、いろんな工夫をしていました。

その中には布ナプキンをつけてみる、もありました。
実際に、あれは皮膚がかぶれなくてとても快適です。

けれども、布ナプキンを貯めておく容器が何となく不潔っぽく思えてしまうのと
布ナプキンを他の衣類の横に干してある様子が
私には「恥じらいがない」ように感じたのと
「そういう風に家庭じみるから良くないのでは?」と思って
それを使うことはやめたのです。

ジェムリンガを使ってみよう、と思ったのも
「3人子どもを生んで、もしかしたら膣の力が弱まって
よくないからかもしれない」という考察のもとで
ばかに高価な鉱物でできたそれを、買い求めたのです。

実際にジェムリンガを使ってみて

初めてジェムリンガを使ってみるときは期待感で一杯でした。
「これを使いさえすれば私はまた愛されるようになるかもしれない」
で、入れてみました。

「で?!だから?」
それが感想でした。w

「私はこんな鉱物を股に入れたいんじゃない!」と思いました。

「こんなもんで、どうにかなるわけねーじゃん!」というのが感想でした。

けれども、乙女心を持つ私はしばらくそれを使ってみることにしました。
一度でやめてしまうには、あまりに高価でくやしい気持ちもあったからです。

 

ある日それは落下してきた!

 

忘れもしない、ある日。
実家の外来でいつも通りおばあちゃんやおじいちゃん達を診療していました。
すると、何となく股に違和感を感じたのです。

「あれ?おや?なんだろう?」

そう思ってとりあえず上の空だったけれどおばあちゃんと話を続け
聴診器を当てたりしていたら

「おーーーー!出てきちゃった!!!!」

まさかの、パンツの中にジェムリンガが落っこちてきてしまったのです!!

私は、ピンチなとき、深刻なときほど
もう一人の私が、それをみて笑いに変えてしまうところがあります。
「おいおい!!どうすんの!?」

私は自分のパンツの中に硬い鉱物が入ったまんま
次々と嬉しそうに私の前に座る患者さん達を途切れるまで
診つづけました。

やっと、途切れたので、トイレに行きました。
トイレットペーパーにそれをくるみ、ポケットに入れた途端
私の中で何かが崩れていくのがわかりました。

 

もう、やだわ。

 

私は、その時に心の奥底から、そうつぶやきました。

「私、何やってんだろう?」

私はくやしかったです。

毎日、「家族のために」を一生懸命やって
どうしたらみんなが楽しく暮らせるか?考えて
料理をして、送迎を何度もして、家計を任されて、
それでなんでこんな硬い鉱物を股に入れてんだろう?

ばっかみたい!!私、何やってんの!!

結婚してから私はあらゆる本も読みました。
Amazonの本を何十冊買ったか分かりません。
気配り上手だの、会話術だの、あらゆるノウハウ本は買って読み
それを試してみました。けど、何も変わりませんでした。

私は「自分の努力が足らないからもっとがんばれば愛されるようになる」という
悲惨な思考になっていきまいた。

それが違ったと分かったのは、最近のことです。

「私、自分のことを大切にしない人といるのはもう、やめよう」
ジェムリンガが落下してきた日に、私はそう決めたのです。

 

自分のことが大切

今朝、山へ散歩へ出かけると
桜の木はすでに葉桜なのですが、桜の強烈な匂いがしました。
そういえば、森中が芽吹きの匂いがしていました。

私でいえば、それは赤ちゃんを生んだときの
赤ちゃんの匂い、私の体内から出てきた赤ちゃんの匂いでした。

「ああ、私も動物だし、人は動物なんだよな」
私は助産院で赤ちゃんの匂いをかぎながら
そう思ったことを覚えています。

以来、私は自分の「生理」についても忌み嫌うものではなくて
自分の一部として扱うようになりました。

生理のコマーシャルなどでは、まるで生理は不快で「汚物入れ」というバケツが
トイレにも置いてあるように「汚いもの」扱いですね。
でも、わたしはそうじゃない、と思うようになりました。

それはあの赤ちゃんの匂い、体内から出てきた匂いを嗅いでからです。
今日、桜の芽吹きの匂いを嗅いだときに
「私は自分のことを大切にしたいし、大好きだな」と思ったのです。
それで、そろそろこのことも書いてもいいかな、と思って
思いきって書きました。

 

「なんで、離婚なんてしたの?」

 

理由を興味本位で聞きたがるひとはたくさんいます。
よく、そんなことを軽々しく聞くよな、と思います。
「こうだからだよ」なんて一言で言えることではないし
そこに正論をもってきて、説明がきちんとできなければならないものではないと思います。

様々な憶測を勝手に噂する人たちもたくさんいます。
いろんな人がいるものなんだな、ということがよく、わかりました。
味方ぶっていても、そうじゃないっていうことも。w

私はただ、「家族」であってもスキンシップをしながら
愛し愛されていることを感じて生きたかった
鉱物みたいな、単なる契約だけでつながってる関係ではなくて
生身の自分でいたかっただけ、あったかさを感じたかっただけ。

それすら求めたらいけないの??
私はそういう自分の欲求に応えただけです。

それを「母親としてそんな理由で」みたいに
正論を言うひともたくさんいると思いますが
それは他人の意見であって、私の意見ではありません。
他人は私の人生の責任をとってはくれません。

私は自分の匂いが好きだし、その匂いを共有できない人とは
一緒にいられない。

粘膜というのは正直だな、と思います。

自分の粘膜が拒絶する人に対して、人は心を開けないんじゃないかな?
私は、そう思っています。

粘膜は、正直です。

私は、わりと、素直な動物だと思います。



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抑圧された心のひずみは身体に表れたり、
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まずは自分を振り返る。
これまで見て見ぬ振りをしてきた自分を慈しむためのメルマガです。

4 件のコメント

  • メルマガ登録済みで、しばらくは届いていたのですがある時から届かなくなってしまいました。
    再度登録して見ましたが、やはり登録済みということでとうろくできませんでした。

    どうしたら届くようになるでしょうか?

    • ありがとうございます。comuron47@gmail.com と comuron1974@gmail.com からのメールが受信できるようにしてみてください。
      スマホのアドレスですと、迷惑メールに入ってしまうこともあるようです。迷惑メール設定もご確認ください。

  • とも子さんと同じような経験をしていて(ジェムリンガを膣から落として割りました(笑)ノーパンで、女性性を開花させようとしてました爆)
    今日のお話し、特に超、共感しました。
    いつもありがとうございます。

    • ありがとうございます✨
      割れた!!それは音もでるしビックリですね!w
      ノーパンだの、お股活だの、いろいろ、ありますが、結局
      そういうことじゃないような気がわたしはしています。

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