女性の気持ちが楽になる転職方法

最近、転職か起業を考え始めました。
そしたら、まさに弱みなんかより強みが大事だと実感しました。

もう少し強みを磨いてからの方がいいのかな、
いやいやそんなこと言ってたらいつまでも動けないし…
考えるばかりでいじいじし始めてしまう私です。

朋子さんの強みは、女医であったこと、
そのお仕事をしながらお子さんを育てていること、
底からの復活を遂げているサクセスストーリー、粘り強く伝える力、やさしさと包容力。
でしょうか?
どうやって強みに気付いて、今のお仕事に辿り着きましたか?どうやってその手放す勇気を持てましたか?

 

今日はこのようなお便りをいただきましたので
これについてお答えしてみたいと思います。

 

私の葛藤

 

私は普通の内科外来で一般診療をしていました。
その中で、生活習慣病から高齢者の様々な不調、そして
看取りもしていました。

日々、一生懸命「人がその人として良く生きられるように」を思って
診療をしていると
「薬だけ処方しておしまいでは無理だ」というところに
行き着きました。

薬はあくまで「対処療法」であって「その場の苦痛を取り除く」には
とても有効なケースがあります。

が、同じ生活、同じ習慣、同じ思考方法、同じ人間関係の構築の仕方、
それを続けている限り、また繰り返したり
違うところから症状が出たり、することが分かってきました。

 

「私の外来」は「たまたまいらした方」がほとんどです。
特別に「こういう外来をしています」「こんなことを考えています」という
宣伝もしていませんでしたし、その場所でそのような宣伝をして
「特別な外来」をする環境もありませんでした。

そして、「こんなことは病には関係ない」と思っている人は
そのことで病院には来ないでしょう。

「こんなこと」に原因や理由がある、と気がつけば
その方は自分自身で、改善されていくでしょう。

気がつかないし、気がつけない。
そういう方がたくさんいて、そういう方が病気になってから
病院に来るのでは、もったいないな。

私は、そう、いつも悩んでいました。
でも、私には方法がわかりませんでした。

「ネットビジネス」を勉強して、「情報を発信すること」を学べたことは
とても大きな一歩でした。

だからといって、超高額の何かをして
特別な誰かだけに向けて、仕事をするは違う。

けれども、じゃあ、それはボランティアですか?というと
それもまた、違う。

どうしたら自分がしたいことが実現できるのだろうか?と
普通の外来をしながら散々、悩みました。

いきなり転職をしたり、自分で起業する。
これはないな、と思ったのは私には家族がいるからです。

わざわざ自分から、今できる「稼ぐこと」をやめて
ゼロから企業とか、転職をする、というのは
あまりに現実的ではありませんでした。

 

それに、私は外来をすることにも、とても意義を感じていましたし
外来で患者さんと、対面して対話をすることに生きがいを感じています。

なので、それを「捨てる」という選択は
全くありませんでした。

 

「私はオカシイのか?」

 

私が考えていることは、通常の医学部では学ばないことが
含まれています。

医学は科学的で根拠がきちんとなければならない。
その根拠に従って診断をし、治療をする、これは基本です。

けれども、人の生死にたずさわっていると、
必ずしも「科学的なことだけ」でもないことは
感じていました。

科学的にしようとすればするほど
「間違え」を犯したら罪であり
「死」ですら「負け」になる。

だからこそ、医師はインフォームドコンセントという名の
病状の説明をし、納得と同意を得た上で治療を進めていく、
結果、その説明自体が、とても恐れを相手に生ませる物にも
なっているのではないでしょうか?

それほどに、今の医療は「失敗」や「間違え」は絶対にダメであり
患者さんと医師の間の関係性は、どんどん緊張感のある間柄になっていっているように
私には感じ取れます。

 

もちろん診断基準がきちんとあることは必須であるし
それに従うことも当然ですが
でも、それだけを必死に考えていると、見えなくなってしまうことがあるのは
私の感性です。

もっと全体としてみることなしに
症状や病いは消えないと考えています。

それは、「今より健康になろう」とすればするほど
そこから遠ざかってしまう性質のもののようだ、とも
感じています。

 

私の考えは、「自分の身心をまずは愛でること」なしに
良い方向へ行かないということです。

しかも、それは「今、調子の悪い部分についても、丸ごと愛でる」ことです。
「こんな身体、なんで私だけ?!損してる!」というような考え方をしていると
どんどん、身心はいじけていくのです。

こんな考え方は、「ちょっとオカシイ」のではないか?
私は、他の同僚医師には、自分のこういう考え方を知られることに
とても恐れを感じていました。

なので、私と信頼関係を築けている患者さんにだけ
最初は、ポツリポツリ、と伝え、それを実行してもらい
その結果を一緒にみてきました。

私は「あなたって医者としてちょっと変わっているね」と言われて
傷つきたくなかったのです。
そこは、ずうっとそうでした。

 

どこから取り組めばいいのか?

 

もう少し強みを磨いてからの方がいいのかな、
いやいやそんなこと言ってたらいつまでも動けないし…
考えるばかりでいじいじし始めてしまう私です。

 

お便りと同じような時期が私にもありました。
私は、できることから、を続けてきました。

ブログやフェイスブックで、少しずつ自分の考えていることを
開示してきました。

それは、本当に少しずつ、少しずつ、様子をみながら
でも、嘘はつかずに、自分の気持ちや考えを
書いてきました。

 

「仕事のやり方」を変えようとするのではなく
「今、ここでできること」をずっと継続してきました。

転職や起業、それは大きく自分を変えるきっかけになりそうに
思えるかもしれませんが
「今の状態の自分」が「どんなに環境を変えても」一時的な刺激は受けても
それは「反応で終わる」かもしれないな、と考えました。

今の状態で創意工夫をすることができるのに
それをサボっているのは、私だなとも思いました。

いくらでも、今すぐできることはあるのです。
けれども、今すぐやってもどうせ、でも、だって、時期が……
言い訳はどんどん、出てきます。

成果や結果が出るのは、先のことです。
派手さはない、地味な作業を継続して仕組みを作ることを続けました。

転職や起業は一見すると「華やいだ」気が、その時はしますが
やることをやれてなければ、またすぐに「ああ、ここは私には合わない」とか
理由をつけてもモヤモヤするのでしょう。

さらに、やはり「足場」が安定しないまま新しいことに飛びつくよりは
足場はそのまま、維持して「精神的に安定」した状態で
さらにそこから「今すぐできること」を継続して積み上げていくこと
その方法が私には、合っていると思ったのです。

子供たちを抱えながら、わざわざリスキーな冒険に出ることない
けれども、「自分がやりたいことはやるのだ」という気持ちです。

 

完璧主義は捨てました。
少しでもいいから、前に進むこと、後ろは絶対に振り返らないこと
優先順位は自分で考えてその都度決めること、
それだけをやってきました。

他人と比較することも辞めました。

 

私の強みは「弱いところ」である

 

 

これは以前のブログで書いた記事です。

転職や企業をするためには「強み」ばかりに注目したくなりますし、
それを活かして、という気持ちが強くなります。

そういう私も、過去には「私の強みってなんだろう?」と
必死になって探していましたが、探しても、見つかりませんでした。

他人から「あなたの強みは、これだよね」と言ってもらえても
それを信じることができませんでした。

強みを活かして、企業。
強みを活かして、転職。

読むと、もっともだし、そうなれたら、サクセスストーリーにも
なりそうです。

けれども、私は、それは違う、と思っています。

朋子さんの強みは、女医であったこと、
そのお仕事をしながらお子さんを育てていること、
底からの復活を遂げているサクセスストーリー、粘り強く伝える力、やさしさと包容力。
でしょうか?

 

お便りで、こう、書いていただきましたが、
これは私自身はそのような「強みだ」という自覚はあまりありません。

周りの方からこのように言っていただけてありがたいな、という気持ちはありますが
「じゃあ、これを活かしていかなきゃ!」という力みはありません。

むしろ、私の強みは
「すべてにおいて、私は私だ」と思えているところだ、ということです。

つまり、「弱みすら自信」ということです。
私は、人に「ここは握られたら困る」とか「ここを指摘されたら無理」という部分が
なくなっています。

実際、そういう「弱み」はあるのだろうし
「人が見て、そうなのだから、そうなのだろうな」と思えます。
ただ、弱みを隠したり、消したり、強みでカバーしなきゃ、という必要はないのです。

 

だって、人間ですもの。
いいではありませんか。
完璧なんかじゃなくても。

 

むしろ、弱みがあることによって、他人と繋がることがしやすいです。
私にとっての弱みは、人間関係における、接着剤です。

人間関係で自分を良く見せようとしたり、
自然体でない姿でいようとしないことによって
仕事をするときにも、心で動くことができます。

人には心があるので、頭でっかちに「強み」を活かすのではなく
「心で動くこと」ができると、楽に仕事もできるのです。

その場で必要なことを、スムーズに提供できること、
「自分のプライド」や、「自分らしさ」にこだわらずに
自分が必要とされていることを、すぐにできることによって
仕事はどこでもうまくいくようになるのではないでしょうか?

 

お便りにありました

どうやって強みに気付いて、今のお仕事に辿り着きましたか?どうやってその手放す勇気を持てましたか?

 

これについては、結局「強みに気付いた」のではなく
「弱みすらあっても良い」と思えたことであって
今の仕事にたどり着くためには、今すぐこの場でできる地味な作業から逃げなかったこと
結果や成果だけにとらわれずに、自分が思うことをやめなかったことなのかな
なのかな、と思います。

そして、手放す勇気というのは、日々あまり考えすぎずに
やることを、きちんとやっていれば、手放そうともせずに
そうなっていくものなのでは?と思います。

気楽に。
ただ、やると決めたことは、できるようになるまでやる、
決めたら、諦めない、
地味ですが、結局、そういうことなのかな?と思います。

 

気楽に転職や起業するためには

 

やるのは今の自分がやるのです。
転職や起業して、
今の自分が新しく自動的に生まれ変わるのではありません。

それならば、今すぐできることから
始めてみること。

強みを探して準備をするのではなく、
「今の私は、こう考えている」「だから、これをやる」という
目的意識をしっかりとまずは持つことだと思います。

今の自分の延長に、それがあるのだ、と思えば
何かを捨てて、手放さなければならないことではなく、
むしろ、足し算、掛け算、でいけるのです。

そう考えたら、別に大袈裟なことではなく
「今すぐ、やってみたい!」ことはあるのではないでしょうか?

 

自分の弱みも強みも丸ごとなのだから、
仕事だって、もっとあっちは捨ててこっちだけ、とか
あれは手放さなければならない、ではなく
丸ごと今の自分ができることを、一生懸命やることなのではないでしょうか?

難しく考えずに、やってみたいことはやってみて、
それでまた、考える。
その繰り返しで、大丈夫だ、と私は思っています。



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2 件のコメント

  • いつもなるほどー!!と読ませていただいています。生きていくうえで、大切な事学ばせてもらっていて、とても勉強になります。ありがとうございます。

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