自分に疲れ果てた時には

日々、メルマガ読者さんからの返信を読んでいて
「これだと疲れるだろうな」と
思われる返信がたくさん来ていて

「自分を大事にする」とか
「行動して自分を変える」とか
「自分を卑下しない」とか
「自分の本当の気持ちを知る」とか

私も少し、書いたり、言ったり
伝えすぎているのかもな、と思ったので

今日は、全く違う目線から
「自分に疲れ果てた人へ」向けて
対処法を描いてみようと思います。

 

自分病

 

自分のことを知ろう、知ろう、
もっと深く自分自身について掘り下げよう、としすぎるあまり

「じゃあ、一体今、何をしたらいいのか?
わけがわからなくなる」ことがありませんか?

 

私がどう人から見られているか?
私が決めて行動した結果は、どうか?
私が考えて提案したことは、うまくいくか?
私がこれまで頑張ってきたことは、未来にどう成果を出すか?
私が毎日一生懸命取り組んでいる、瞑想、ヨガなどはうまくいっているかどうか?
私が気を遣っているあの人は私のことを良く思ってくれているか?
私が感じている気持ちは、本当は何か?
私が送りたい理想の人生とは、どんな人生か?
私が望む理想のパートナーを得るために、きちんとできているか?
私がこんなに頑張っていることを、あの人は認めてくれてるか?
私がいないと回らないのだから、私がいないと。
私なしでは、この先あの子たちはどうなるのか?
私は今、何を食べたいのか?
私は今、どうしたいのか?
私、私、私、………..

このようにして、頭の中で
「私」について考えている時間がいかに多いことか?

何かをやめたら、転落しそうな気はするし
今頑張らなかったら、将来が不安だし
これまでやってきたことが無駄になったら嫌だし
っていうか、そもそも無駄じゃないことって何かわからないし
これでは、ホッとくつろぐ瞬間なんて全く皆無だし

アーーーーーーー!どうしたらいいの!!!

これを、「自分病」と私が名付けました。

自分病になると、
自分では自分のことはわからないので
っていうか、他人のことはもっとわからないので

何をどうしたらいいのか?
今まで自分がやってきたことすらも
雲をつかむような気がしてきて

結果、疲れ果てて、何もできなくなってしまう状態のことを
いいます。

何もできない、といっても
自分病になると、
止まることができないのです。 

恐れ、不安の気持ちに駆られるように 
何かしら「やらなければならない」ことは
やり続けるので
心身共休まる暇も、くつろぐこともできなくなります

なんのために、生きてるのか?
これだと、わからないのも当然だと思います。

なんのために生きてるのか?は
私自身は
生きているのには、特別な理由なんてない、と
思っていますが

「自分病」になる人の多くは
自分自身がやっていることが
何かしら価値を生み出し今より未来が
良くなってなければならない、と

止まることができないのです。

ハムスターが輪っかを走って回しますが
あの輪っかから降りることができない状態です。

疲れ果ててるけど、どうしていいのか?わからないし
止まれない。

どうしたらいいのでしょうか?

 

自分を一度括弧でくくってみる

 

自分を一度、括弧でくくってみるのです。

私が、私が、って私が考えたり、感じたりしている、と
信じていることを
一度、括弧にくくってみるのです。

つまり、自分の気持ち、考えは
漫画でいうと「吹き出し」のセリフなんだ、程度にして
あてにしないようにするのです。

本当の自分の気持ちかどうか?
自分から出てきた考えかどうか?
それを証明するすべは、この世にはないのですから。

自分が、自分が、と
自分が背負って、責任を持って、行動せねばならない、ということを
一度、括弧にくくってしまいましょう。

一度、脇に置くのです。

もしかしたら、自分が
そうだ、と思っていること
そうだ、と考えていることは

本当は違うかもしれないし
次の瞬間には、変わっているかもしれない程度のことです。

このように考えて
私、私、と私の気持ちや考えに注目することを
括弧に入れて、一度脇に置いてしまいましょう。

「じゃあ、何に従って、動けばいいの?」

それは、試してみてください。
自分が何も決めずに、一日を過ごしてみてください。
いったい、どうなるでしょうか?

 

私がやっていると思っていること

 

実は、「私が決めてやっている」と思っていることも
本当にそうなのか?
わかりません。

え!?と思うでしょう。

けれども、
私がやりたいかどうか?
私がやりたくないかどうか?
私を大事にしてるかどうか?
私を粗末にしてるかどうか?
私、私、をやめて

一日を、流れに任せて過ごしてみてください。

そうすると、実は、
「私が決めてやらなくても一日はむしろうまくいく」ことに
気がつくかもしれません。

そして、自分が何かをコントロールしてなければならない、と
どれほど、日常では思い込んでしまっていのか?を
気づいてみてください。

私たちは、あまりに
自分の人生を、自分の日々を
そして、自分以外の人や、モノのことも
コントロールしようとしすぎなのです。

頑張れば、そのようになりますか?
そのようになったとして、そこでくつろぐことができますか?
また、次の問題、次の課題が出てくるのでは
ありませんか?

永遠に問題や課題を自分に課して
それに対して先回りして対処し続けることをすることが
生きることだ、と信じて、やれるのなら
それもまた、いいと思います。

が、もしも今、自分に疲れ果てているのなら
一度、自分を括弧に括り、置いてみて
一日でいいから、流れに身を任せ
自分が、それについて、どんなことを
脳内でおしゃべりしているのか?

何をそんなにコントロールしようとしているのか?
どうしてそんなに、自分の手で何かをコントロールしようとしているのか?
なぜ、そんなことができる、と思い込んでいるのかどうか?
いつまで、そのゲームのルールでやるのかどうか?

そんなことを、
気づいてみてください。

気づく、というのは
感じたことや、起こったことを
判断せずに、ただ、見守ることです。
ありのまま、をそうだ、と眺めることです。
空の雲が流れるのを眺めるように
自分の一日を、流れに委ねて眺めてみてください。

自分、自分、と
あまりに自分に注目し過ぎていた自分自身
気がつくはずです。

自分を大事にする
自分を粗末にする
自分が頑張ってやる
自分が耐えて支える
自分が、自分が、

これをやりすぎれば
日々は、思い通りにならないことだらけ、なのですから
自分自身がおかしくなるのも、
当然だ、と思います。

思い通りにならない日々と
どう、折り合いをつけるのか? 

 

自分の人生なんだから
人生は有限なのだから 
 
あまりにこればかりを考えていると
少しばかり疲れてくるのも
当然だ、と思います。 
  
私自身、結婚した時に
「ああ、これで私は自分の表舞台から降りることができる」と
ホットしたのが本当の気持ちでした。 
 
いつまで私は頑張ればいいんだろう?と
次々に自分に課題や問題を掲げて
それに取り組み続け、成果や評価を得ること、の
ゲームルールにほとほと疲れていたのです。 
  
けれど、結婚して子供を産んだから、といって
今度は、妻として、母親として、という役目を演じる舞台が
そこには待っていました。 
  
私は、あれから13年がたち
ようやく、少し本当にあの舞台から降りることが
できそうです。 
  
「自分病」
自分にあまりに注目し過ぎることは
おかしくもなるものです。 
 
自分を大事にする、も
自分を粗末にする、も
同じことで、
自分が、自分が、自分自分、やればやるほど
くつろぎからは、どんどん遠ざかり
じゃあ、老後になればくつろげるのか?といえば
どうなのでしょうか? 
  
どう生きるのか?はそれぞれです。 
課題や問題に向かって精進することが
阿呆らしい、なんて思いません。
が、私は、そうじゃない生き方の方でもいい、と
思います。

もし、いま、くつろいだ気持ちでいたいのなら
思い通りにならない日々と
どう、折り合いをつけるのか? 
そこを、見つけること
だ、と思います。
そのためには、自分を一度括弧にくくってみること、
お試しください。



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心と身体は別々ではありません。
自分の心を見ることなしに
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まずは自分を振り返る。
これまで見て見ぬ振りをしてきた自分を慈しむためのメルマガです。

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