上にいつも立ちたがる困った人

小学6年生の息子からの相談に答えてみました。 

「みんなの上に立っている人で
自分の意見が全てで
意見が通らないとすぐにキレて泣いたり
喚いたり、訴えたりして
大変な人がいる」とのこと。

小学6年生くらいになると
すでに大人の人間関係の縮図がそこに
みられますね。

私の答えは
「その人はとても弱い人で
素直になれない人だから
もう少し先にもっと大変な思いをした時に
自分で気がつけるかどうか?だから
今は、あなたにできることはあまりないのでは?」

そう、答えました。

 

上にどうしても立ちたい人

 

人の上に立つリーダー的存在になる人は
自然にリーダーになった人と
「上に立つことが目的」でそうなった人
2種類がいると思います。

本来、リーダーとは、
周りにいる人、そして周りの状況を
より良い方向や、目指すべき方向へ
導いていくのが、リーダーです。

困るケースが多いのは
「自分がリーダーになりたくてなった」パターンです。

「私が上よ!」と上に立って周りの人たち、状況を
コントロールすることが目的なので
とても困ったことになるのですね。

人の上にどうしても立ちたい人、というのは
結局のところ、自分の言いなりにあれもこれもしたい
何故ならば

「私が管理してなければ、未来が怖すぎるから」です。

自分のいいなりにしておかないと
手に負えない、と思っているのです。

何が?でしょうか?

そこをよく、考えてないのです。
何を手に負えない、と思っているのか?といえば

周りの人や、状況ではなく
自分のことが、手に負えないのが本当でしょう。

何がなんでも上に立ちたい人は
とても臆病で、心がこわばり
常に、不安と恐れでいっぱいです。

だからこそ、上に立って、言いなりにしておきたいのです。
が、どうしたいのか?がないために
いつもいうことと、やることが
一貫しておらず、周囲にいる人に迷惑をかけています。

また、元々自分が不安で恐れでいっぱいだからこそ
パワーでねじ伏せたり、感情的になって押さえつけたり
劇場型の振る舞いをします。

そういう人が近くにいるだけで
本当に、疲れます。

上に立ってしまった人を変えることはできるのか?

 

このように、
本来はあまり上に立ってほしくはなかったのに
上に立ってしまったがために

周囲に迷惑をかけっぱなしで
本人は全く無自覚、
むしろ「私がこんなにやってるのに!」と
憤慨しているような人を
誰か、変えることはできるのでしょうか?

それは無理です。

自分が気がつかない限り、変わることは
ないでしょう。

よって、周囲にいる人は困りますね。
どうしたらいいと思いますか?

それは、
周囲にいる人にとって、良い方向へ、
状況が悪くならないように、できたらいい方向へ行くように
周りの人は、感情的にならず
また、困った人とは争わず、対抗せず

うまくやるしかありません。

うまくやる、というのは
皆で良い方向へ流れを作り
建設的なやり取りをどうにかするしか
ないでしょう。

建設的なやり取りができないから
困るのですが
でも、困った人以外の人が
皆で、建設的にやり取りをしてまとまれば
いくら、上に立っている人であっても
多くの人のまとまった意見を否定することは
難しくなるでしょう。

上にいる人を、どうにかしよう、と
対抗処置をとることは
泥沼にはまってしまい
周囲の人も困りっぱなし、
状況も悪くなるばかりです。

よって、私も長男に話したのは
とにかく、相手に対して怒ったり、説教をしようとするのは
無駄なことであり

あなた(上に立つ人)の意見に全て反対してるわけじゃない」という
意図を伝えて安心させつつ
自分たちが持っていきたい方向に
行けるように、感情的にならないで
やって行くしかない、と話しました。

間違えても、自分の力で、その人を変えてやろう、
その人を引き摺り下ろしてやろう、なんてことは
意味がないことだから、考えないように、伝えました。

 

困った人の行く末

 

小学生が終わる頃には家での人間関係のやり取りを見ていて
「自分の人間関係をどう、構築して行くのか?」の
型ができてくるのでしょう。

上に立ちたがり、自分の意見だけを通そう、とする子供の
親のどちらか、は
きっと、同じように、
家族に対して、自分の意見が全て、なのでしょう。

ママが言ったことが全て、で
否定する余地もない、
いうことを聞くしかない、
そこに歯向かったり、意見することは無駄である
上に一度立ってしまいさえすれば、
自分の機嫌によって、感情によって
好きに言いたい放題言って、言いなりにさせてればいい

そんな家族の風景が想像できるのですね。

家族の風景は、子供にそのまま映りますね。

 

困った人の行く末は、
その人がいても困らないところを探すのか?
つまり、いつも周りにいいなりになる人だけを配置し
王様でいられるように、維持して行くのか?
あるいは、
どこかで、コテンパンに一度されたことにより
「なんか私、違ってたかも」と
素直に見直すことができるのか?

わかりません。

が、人間関係のベースはすでに
12歳頃には、完成しつつあるのですね。

今日は、小学6年生の長男の話を聞いていて
そんなことを思ったのでした。

完璧な大人なんていませんが、
子供は全て、みて、真似をしますね。



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